吹付材の採取

2019.06.14

写真は同じ箇所へ、2種類以上の吹付材が施工されている状態です。おそらくは、建築当時に施工された吹付材の上に、劣化等の事情により新たに別の吹付材を吹付けたものだと思います。

例えば、新に吹付けた吹付材にはアスベストが含有しておらず、古い既存の吹付材にアスベストが含有していたとします。採取の際、手でもぎ取るなどの方法で、新しい層のみを採取してしまった場合、分析結果は非含有となり重大な誤分析を行ってしまうことになりかねません。

厚生労働省などが発行している各種マニュアルには「吹付材の採取は躯体まで貫通させなければならない」とされています。

アスベストの分析において採取方法や採取箇所の決定は、結果を左右する大変重要なファクターです。当社ではアスベストの調査、採取、分析、空気中濃度測定と、アスベストに係るすべての測定を承っております。

アスベストの採取でお困りの際は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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