FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)とは

2011.12.31

食品偽装や飲食店の食中毒、原発事故に伴う風評被害など、食品の安全に関する問題が跡を絶ちません。消費者の食品の安全に対する目も厳しくなっています。
消費者の不安を取り除き安全な食品を提供するために、食品メーカーは科学的な根拠に基づいて食品の安全性を証明する必要がでてきました。

2005年、ISO22000が発行されました。このISO22000は、科学的な根拠に基づいて食品を製造していることを証明する規格で、多くの食品メーカーで採用されました。
しかしながら、ISO22000の前提条件プログラム(工場の衛生管理など食品安全に関する前提条件の基準)は自由に選ぶことができたため、各国各社でばらばらでした。

このばらばらだった前提条件プログラムを国際的な統一基準にしたものがPAS220であり、ISO22000にPAS220を盛り込んだものが2010年に食品安全の認証規格として承認されたFSSC22000です。

FSSC22000は食品の安全性を科学的に証明し国際的な監査にも耐えうる規格であることから、今後認証取得する国内企業が増えることが予想されます。このため、弊社でも注目すべき規格であると考えています。

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