米国食品安全強化法・食品衛生管理手法セミナーへ参加

2012.01.31

2012年1月26日に、上記のセミナー(主催:ジェトロ大阪本部)を聴講してきました。このセミナーは、二部構成になっており、第一部が「米国食品安全強化法の概要と日本の食品輸出業者への影響」、第二部が「現行の衛生管理措置・HACCP、ISO22000、FSSC22000について」というものでした。

まず第一部の内容についてですが、米国では、海外製食品の安全性を確保するため国外企業の食品関連施設の検査・登録や国内代理人登録が必要です。

2011年に施行された食品安全強化法により、再検査等の際には代理人の手数料支払い責任も発生し、非常に厳しいものとなっております。近年の日本食ブーム等で食品の輸出が増加しているなか、このような法規には注意しなければなりません。

第二部はFSSC22000認証についての解説でした。今までISO22000の前提条件プログラムよりもPASS220が上位であるとされていたため、ISO22000からFSSC22000への転換は難しいと考えられていました。しかし、このほどPAS220とISO22000前提条件プログラムは同様規格として決定されたそうで、転換を促す歩み寄りのようなものが感じられました。JQAの講師の方からも、「これからはやはりFSSC22000の認証が増えていくでしょう。」とおっしゃっていました。

FSSC22000に対応した、有害生物管理(昆虫・鼠族管理)・衛生管理につきましては弊社までお問い合わせください。

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