クリーンルームの違い

2018.10.02

リーンルームには、工業用:ICR(インダストリアルクリーンルーム)と食品医薬品用:BCR(バイオロジカルクリーンルーム)があります。

ICRは、清浄度試験(空気中の浮遊微粒子濃度)によって各清浄度クラスが評価されています。その清浄度クラスを確保するために、除塵効果の高い高性能フィルターを設備導入し、空気中に浮遊する微粒子濃度が規定された数値以下になるよう、維持管理されています。

BCRは、空気中の浮遊微粒子濃度の管理だけではなく、空気中の浮遊菌や落下菌の数も各施設の清浄度クラスで規定された数値以下になるような維持管理がされています。製薬工場や食品工場で、施設内の汚染防止対策として用いられています。

また、バイオクリーン手術室や無菌病室等の医療施設でも設備導入されています。

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両クリーンルームは、目的は異なりますが高性能エアフィルターを用いて作業空間の空気を浄化するというシステムは同じです。

但し、高性能フィルターを導入しているだけでは清浄な空間を保つことはできません。そのため、クリーンルームの維持管理において日々の清掃は非常に重要となっています。日常清掃をはじめ、定期清掃、特別清掃が必要です。クリーンルームの構造、床・壁等の材質によって清掃手順、清掃方法(清掃資機材)、清掃頻度など異なります。

現在の清掃や衛生管理に関してご要望ならびに、ご不明な点等ございましたら是非、当社までご相談ください。

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