鳥との共存

先日はお取引先様での鳥害対策を実施いたしました。対策の目的はトラックヤード内に糞を落とされる、という問題です。

タイ王国では鳥(鳩からスズメのような小鳥)による製品への被害が深刻です。要因として考えれられるのは、「天敵がいない(少ない)」ことにあります。そのため、一度敷地内に入られて、営巣された場合は駆除が困難になります。やがて少ない集団も気が付けば大集団になっている、というケースはよくあります。

鳥そのものを駆除する、という施策もありますがタイ王国として殺生を好まない背景もあり、実施はほとんどされない状況です。となると、出来うる対策としては、①ネット等を使用した物理的対策 忌避剤を使用した化学的対策、のいずれかになりますが、今回ご紹介するのは②忌避剤を使用した対策事例です。

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写真は作業前の天井の様子です。赤丸のところに鳩が止まっています。

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天井の配管など、止まりやすい場所に忌避剤を設置していきます。

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忌避剤を設置した後の状態です。
(わかりにくいですが、忌避剤をトレーの上にのせて、配管の上部に設置しています。

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忌避剤を設置した後の状態です。

忌避剤のメリットとしては、ネットより見た目がスマートだということです。一見施工をしたように見受けられないのが特徴です。

忌避剤の設置は鳥の種類によって間隔が変わります。それらは専門家として状況に応じて判断してまいりますので、ただ設置をすればよい、というものではありません。また、忌避剤にもいろいろなタイプがありますので、効果がないという印象を持たれることもしばしばあります。
どのような対策が望ましいかについては専門家として回答いたしますので、お困りの際は気軽に御相談ください。





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