オルト-トルイジン、三酸化二アンチモンが特定化学物質(第2類物質)に追加されました。

2018.02.13

健康障害防止処置が義務づけられました。

施工日:オルト-トルイジン 平成2911

    三酸化二アンチモン 平成2961

※いずれも一部に経過措置(猶予期間)が設けられています。

作業環境測定は1年の猶予期間がありオルト-トルイジンは、

三酸化二アンチモンは平成3061日から適用となります。

○オルト-トルイジン

分子式:C7H9N

構造式:2018.02.13:図1.png

主な有害性:発がん性、皮膚及び気道からの吸収による全身への健康影響のおそれ

      眼に対する重篤な損傷性/刺激性、遺伝毒性など

用途例:除草剤、ゴム薬品、染料、顔料など

作業環境測定:平成3011日より適用

管理濃度:1ppm

測定頻度:6ヶ月以内ごとに1

測定の記録及評価の記録:30年間保存

○三酸化二アンチモン

分子式:Sb2O3

構造式:2018.02.13:図2.png

主な有害性:発がん性、反復暴露による特定標的臓器(呼吸器)の障害など

用途例:各種樹脂、ガラスの清澄剤、塗料や接着剤などの難燃助剤など

作業環境測定:平成3061日より適用

管理濃度:0.1mg/3

測定頻度:6ヶ月以内ごとに1

測定の記録及評価の記録:30年間保存

弊社では作業環境測定及び暴露防止対策等のご相談も承っておりますので、是非ご活用ください。

厚生労働省パンフレット

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/OT_ATO_all.pdf

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