仕上塗材の層

2020.04.24

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JIS A 1481-1法を用いて仕上塗材中のアスベストを分析する際、層状のマテリアルごとに観察を行います。写真のサンプルでは3層目と5層目にアスベストが含有されておりました。

サンプルの状態から、もともとあった塗装面の上に下地調整を行い、新しく外壁塗装を施したものであろうと推察されます。このような施工状況の場合、改修工事前の調査などで時折ご要望のある「下地調整材層を残して、主材層のみを採取する」というような操作は、大変難しくなります。

建物の種類や築年数などによって外壁仕上塗材の状況は様々であるため、調査の目的に合った採取ができているかは重要な問題です。当社では、専門知識を有したスタッフが検体採取を担当しております。仕上塗材に限らず、アスベストのサンプリングについてお困りの際はお気軽にご相談ください。

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