マスクフィットテスト義務化が始まります
2023.01.06
令和5年4月1日から、屋内で金属アーク溶接等作業を行う事業者は、労働者の使用する
呼吸用保護具について、1年以内ごとに1回マスクフィットテストを行うことが義務付けら
れております。
(改正特定化学物質障害予防規則(改正特化則)第38条の21第7項による規定)
マスクフィットテストとは
・面体と着用者との密着性について測定を行い、事業者が使用させようとする面体が適切に
フィットするサイズ、型式を決定すること。
・不適切な装着状態の場合、それを是正すること。
上記を目的としております。
事業者は、この試験結果に基づいて、各着用者に適した面体を提供しなければなりません。
テスト方法は味覚のいき値を用いた定性的フィットテスト、測定機器を用いた定量的フィ
ットテストの2種類があります。
所要時間は被験者1名あたり定性的フィットテストでは約20分程度。定量的フィットテス
トでは標準法約7分、短縮法約3分で行うことが出来ます。
当社では、マスクフィットテスト実施者養成研修を修了した作業環境測定士が5名在籍し
ており短縮定量的フィットテストが実施可能です。
フィットテストや溶接ヒューム濃度測定、その他作業環境管理についてお困り事がありま
したら、是非当社へご相談下さい。
カテゴリー:環境測定・分析サービス