シックハウス症候群とは?

2021.07.19

近年、COVID-19の影響で、高齢者や子供だけではなく、日中外で仕事をしていた人も家
で過ごす時間が増えてきました。
いつも過ごしている家は快適で過ごしやすい場所ですが室内には、多くの汚染物質があ
ります。
それらを吸い込んだりすることで
「鼻のムズムズ・鼻水」「頭痛」「のどの乾燥」「目のチカチカ」
など様々な健康障害を起こすことがあり、これを「シックハウス症候群」といいます。

原因とされているのは、建材や家具などから発する有機溶剤(ホルムアルデヒドなど)、
防腐剤などから発する揮発性有機化合物(VOC=Volatile Organic Compounds)です。
新築の場合はもちろんですが、タンスなどの大きな家具やカーテン、カーペットを替え
たことがきっかけで、シックハウス症候群を起こすことがあります。
窓開けや換気でしっかり対策しましょう。

また、住宅の高気密化・高断熱化などが進んだこともあり、室内の湿度が高くなることで
細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなり、これも発症の要因の一つとされています。
例えばエアコンをつけた時、風が臭いと感じたら、それはカビの胞子が飛び散っている可
能性があります。
カビの胞子を吸い続けていると、集中力の低下やアレルギー、からだがだるくなるなどの
健康障害が起こることがあります。
また、からだに虫にさされたような痕がありかゆい時には、ソファやカーペット、畳、布
団などにダニが発生している可能性があります。
掃除や、湿気をためないよう換気で対策しましょう。

家にいる時間が多くなった今こそ、改めて生活環境を見直してみましょう。

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