デング熱について
2014.09.11
現在、日本国内で発生しているデング熱は、デングウイルスに感染した人間を刺した蚊(日本ではヒトスジシマカが媒介しているとされています。)に別の人間が刺されることにより感染しています。
日本でのヒトスジシマカの活動時期は5月中旬~10月下旬とされており、秋田県および岩手県以南の日本全国に広く分布しています。我々の身の周りでは主に水溜りや雨水マス等から発生し、昼間に活動を行います。
ヒトスジシマカ
潜伏期間は2~15日(主に3~7日)あり、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などインフルエンザに似た症状が出ます。また、発症後3~4日後、胸やお腹に小さな発疹が出て、次第に手足や顔に広がっていきます。
同蚊の飛翔範囲は、半径50~100mほどと狭く、まずは発生源対策として排水溝や雨水マスなどの停滞した汚水の清掃や雑草などの除草、殺虫剤による殺虫などが効果的です。また、虫除けスプレーや出来るだけ肌を露出しない様な服装など我々自身が刺されない様にする事も大切です。
<ヒトスジシマカ発生源対策>
雨水マスの汚水・汚泥処理
排水溝への高圧洗浄作業
雨水マスへの高圧洗浄作業
ヒトスジシマカの対策等について、ご質問などございましたら是非一度ご相談下さい。
カテゴリー:衛生環境管理サービス