カーペットクリーニング工法について

2023.04.24

掃除機による清掃で日常的な維持管理が出来、デザインも豊富で安価で有りながら、適度な高級
感も出せるタイルカーペットはオフィスビル等で多く利用されています。
日々の掃除機掛けだけでは綺麗に出来ない飲みこぼしのシミや蓄積された黒ずみ汚れが気になる
場合、どの様にして落とせば良いか?
カーペットのお掃除方法についてご紹介させて頂きます。

カーペットのクリーニング方法は、大きく分けて以下の3種類が御座います。

①セミドライ方式(ポリッシャー+繊維パッドによる汚れの拭き取り作業)
 主に靴を脱いで素足やスリッパ等上履きに履き替えて歩く場所等、カーペットの汚染が弱い場
 所の清掃に適しています。
 アップライトと呼ばれるカーペット専用の掃除機を使用して、パイルに付着したゴミくずや髪
 の毛を除去します。次にカーペット用洗剤を噴霧器で散布し、洗剤によってパイル内部の汚れ
 を浮かせてから、繊維製のパッドを装着したポリッシャーを使用して汚れの拭き取り作業を行
 います。

 メ  リッ ト:施工後のカーペット乾燥までの時間が短く・安価に施工が出来る。
 デメリット:他の工法に比べ洗浄効果が低い・毛足の長いカーペットには向かない。
       洗浄汚水の回収作業を行わない為、2次汚染が起こる可能性が有る。

②エクストラクション方式(エクストラクターによる洗浄及び汚水回収作業)
 土足で歩く場所等カーペットの汚染が強い場所での清掃に適した洗浄方法です。
 高圧洗浄による洗浄及びリンスと洗浄汚水の回収を同時に行う事によって、洗浄汚水による
 カーペットの2次汚染が抑えられる工法となり綺麗に仕上がります。

 メ リ ッ ト:高い洗浄効果が期待できる・毛足が長いカーペットにも対応が可能。
 デメリット:洗浄後にカーペットが乾くまで時間が掛かる。

③シャンプークリーニング方式
 ポリッシャーによるブラッシングとエクストラクターによる洗浄・回収を組み合わせた工法
 で3つの工法のなかで、最も高い洗浄効果が期待出来ます。
 
 メ リ ッ ト:高い洗浄効果が期待出来る。
 デメリット:コストが掛かる・毛足の長いカーペットには向かない・乾燥時間が長い。

カーペットのシミや黒ずみが気になってきたら、カーペット洗浄をご検討されてみては如何で

しょうか。

カテゴリー:

ページの先頭へ戻る