湿気が多い梅雨に向けて、清掃でカビ対策を!!
2023.05.01
もうすぐやってくる。心も空模様も憂鬱になる「梅雨」と「カビ」。
お仕事の疲れを癒す空間・大切なお家がカビの住処にならない様に...!
「梅雨目前に対策しないと!」と思ったころにはちょっとタイミングが遅いかもしれません。
地域によっては差がありますが、多くの地域では梅雨入りを待たずして湿度は上昇してしまいます。
さらに6月~7月にかけて日照時間が少ない状態になります。
つまり梅雨直前のタイミングで換気や休日の貴重な時間を使ってお掃除をしたとしても、
湿気を呼び込んでしまう場合があります。
だからこそ!梅雨を快適に過ごすためにも梅雨に近いですが爽やかな気候である
5月でどれだけの対策ができるかにかかっている、とも言えます。
2つのカビ対策をご紹介致します。
1. 浴槽
浴槽周りで、油断をするとすぐに溜まってしまう「水垢」
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムか乾燥したものなので
水を使う以上切っても切れない関係になってしまいます。
そしてこの水垢はなんと...カビの大好物なんです。
お風呂場で溜まりやすい「湯垢」は、
水道水の中にマグネシウムや石鹸カス・皮脂汚れなどの成分が化合したものです。
こちらは、酸性の性質を持っているので除去にはアルカリ性や中性洗剤が効果あります。
ステンレス・ガラスに関しては、クエン酸
研磨剤も使用は可能ですが、汚れを落とすためにゴシゴシしてしまうと、
ステンレスやガラスを傷つけてしまってそこに汚れが溜まってしまいますのでご注意を!
しつこい汚れにはクエン酸溶液をスプレーし、汚れがやわらかくなったところをスポンジなどで擦ってください。
プラスチックにはクエン酸・酢・レモン汁
クエン酸や酢のご用意ができない場合は、レモンので代用可能です。
酢の場合は匂いを気にする方も多いので
レモンの皮で直接水垢を擦ってもとれます。
皮を15分ほど煮込むとレモン水ができます。
作ったレモン水は冷ましてスプレーボトルに入れて使用してください。
2. 洗濯機と排水口の除菌清掃
洗濯槽は残った洗剤や汚れを栄養に、日常的にカビが繁殖しやすくなっております。
湿度が上がってしまう前に洗濯槽クリーナーなどを使って掃除をしましょう。
洗濯槽クリーナー後 、 一見きれいな洗濯槽でも裏側には黒カビが...
もし、お家に洗濯槽クリーナーがない場合は、液体の酸素系漂白剤
計りやすいように500mlのペットボトルを使用します。※ペットボトルに入れて保存をしないでください。
容器を移す際には必ずゴーグル+マスク・手袋を使用してください。
洗濯機に水を入れるのではなくお湯を入れてください(40~50℃ぐらいで)
※水道水しか使用できない場合はある程度水を入れお湯を沸かして熱湯を加えてください。
先程の酸素系漂白剤500mlを入れてください。
5分ぐらい回していただき3時間から1晩浸けて置いてから
浮いた汚れを100円均一で売っているネットですくい取って捨ててください。
但し、浸け置きしすぎると洗濯機を傷める場合がありますので注意が必要です。
その後洗濯を入れずに全自動フルコースで回してください。
剥がれたごみはもちろん剥がれ落ちかけのゴミもしっかり流して落とす為に洗いから脱水まで行ってください。
その後乾いたタオルなどで水滴を拭き取り、蓋を開けっぱなしにして乾燥させてください。
以上の2点です。
少しでも梅雨を快適に過ごせるように2点お伝えさせて頂きました。
カテゴリー:衛生環境管理サービス