防虫ブラシの取り付けで昆虫の侵入を防ぐ
2023.05.31
きちんと戸締りをしているのになぜか室内に昆虫がいる。そのような場面はありませんか?
そのような場合、扉にバリア性がないことが原因の一つとして挙げられます。建付けが悪く
て扉が完全に閉まらない状態や、きちんと閉まっているような扉でも、下から覗くと床との
間に隙間が見られる状況などが、それに当たります。扉に隙間があると、昆虫が侵入する可
能性が高まる他、空気の流れにより昆虫が室内に引き込まれてしまう事があります。
では、隙間に対して具体的にどのような対策をとることができるでしょうか。
例えば、扉と床の間に隙間がある場合は、写真の様な防虫ブラシを取り付けてバリア性を高め
ることができます。
建物の気密性を高めることは、建物内部の匂いが外部へ拡散する事を防ぐ役割もあり、ゴキブ
リやハエなどの昆虫の誘因を抑制する効果も見込めます。
防虫ブラシを取り付ける対策は扉の他にシャッターにも有効で、製品によっては忌避剤が練り
こまれているもの、気密性を高めるためにブラシが2列植毛されているもの、劣化したブラシ
を安価に交換できるものなども販売されています。建物の状況と対象昆虫に合わせた製品を選
定することが、昆虫の侵入防止を行う上で重要です。
カテゴリー:衛生環境管理サービス