タイの悪臭測定
2017.07.17
タイ国内で、日本から移設した脱臭装置の性能試験を目的とする排出ガスの臭気濃度測定に関するご相談がありました。
タイ国環境省が規定する環境法規を遵守していることを証明するだけではなく、お客様は日本本社へ適正な(日本と同等の分析精度をもった)報告を挙げることをご要望されていました。
臭気濃度を測定する際、タイでも日本と同様の「三点比較式臭袋法」を用います。タイ人臭気試験者がオペレータとなり、スタッフ6名で臭いを嗅ぎ分けていきます。
但し、この官能試験法を用いる臭気試験者の登録人数は、2013年タイ国内で僅か123人となっており、国内でのその実績はまだまだ少ない状況と言えます。
タイでは、今後環境に対する法規制が厳格化され、臭気に対しても規制は厳しくなるものと考えられます。
JETでは、複雑で分かり難いタイ国内の様々な環境法規について説明差し上げ、必要に応じた調査項目と測定場所を選定させて頂きます。
どうぞお気軽にご相談下さい。