塗料中の鉛による健康への影響
2015.06.30
「市販されている塗料の8割が基準を超える鉛を含有している。また、鉛不使用と表示している塗料でも、実際には基準を超える鉛を含油しているケースもある」
以前、週刊WiSE (No.371) にこのような記事が掲載されていました。
鉛は油性塗料等に使用され、微量であっても神経系への人体障害の原因になり得ることがあります。
同様のニュースとして、2013年10月18日に世界保健機関(WHO)から、玩具の塗料などに使われる鉛の中毒によって、毎年世界で14万人が死亡、知能障害になる子供が約60万人に上るとの推計が公表されております。建物の錆止め塗料、遊具や家具に用いられている上塗り塗料が剥離し、それを直接または間接的に経口摂取することが主な原因とされています。
遊んだ後は必ず手を洗うなどの注意を心掛けて下さい。
なお、JETでは塗料中の鉛分析も請け負っております。お気軽にご相談下さい。