ケイ酸カルシウム板の第1種、第2種の分類について
2011.12.13
ケイ酸カルシウム板は第1種と第2種の2種類に分類されます。
主な成分は同じなのですが、主にかさ比重(同じ体積における重さ)によって分けられています。
石綿調査においてこのことは注意が必要で、かさ比重は飛散しやすさに関係するため撤去作業の作業分類が違うのです。
石綿含有ケイ酸カルシウム板第1種はレベル3
石綿含有ケイ酸カルシウム板第2種はレベル2
に該当します。
調査時の確認が撤去作業の安全性を左右しますので、ケイ酸カルシウム板の判断には気をつけないといけません。弊社では専門的な知識を有したアスベスト診断士が調査を承っております、是非ご活用ください。
石綿含有ケイ酸カルシウム板第1種:比較的薄くて重く(厚4mm~10mm)、内装ボードや天井材などに使用されている。
石綿含有ケイ酸カルシウム板第2種:主に分厚くて軽く(厚12mm~70mm)、鉄骨の耐火被覆材などに使用される。
カテゴリー:環境測定・分析サービス