OAフロアーの下には
2014.07.31
石綿調査の際、現場に目視調査に行ってみると設計図書と違った状態になっていることがよくあります。
写真は設計図書上ではビニール系タイルの施工となっていた部屋ですが、確認に伺ってみるとOAフロアー
になっていました。
しかし、OAフロアーを外してみると元のビニール系タイルがそのままの状態になっています。
調査において表面上の仕上げだけではなく、設計図書との関連性も考えながら見えないところにも注意を
払わなければならない典型的な例です。
石綿含有ビニール系タイルは1952年(昭和27年)~1987年(昭和62年)まで製造されていました。
※国土交通省 「目で見るアスベスト建材」より
樹脂で覆われているため飛散性が低いとされていますが、廃棄物の分別では石綿ゴミとしなければならないため解体等工事の際には注意が必要です。
カテゴリー:環境測定・分析サービス