建築物解体前のアスベスト事前調査

2014.12.30

路上を歩いていると、よく見かける建築物の解体工事。
アスベストの危険性についてのニュースを数年前によく見かけました。
今ではアスベスト等のニュースはほとんど見かけなくはなりましたが、アスベストを含んだ建材が使用されている建築物の解体工事は今も頻繁に行われています。

弊社では、建築物解体前のアスベスト事前調査等を承っております。
事前調査は設計図書の確認・現場目視調査・分析調査を行なうことで、対象建物においてアスベスト含有建築材料の使用の有無を確認し、解体工事の際にそれらを適切に取り扱う為に行なわれます。

調査対象建材は石綿障害予防規則や大気汚染防止法等に基づき「石綿含有重量が0.1%を超える建材」となります。
建材の代表的な種類として、吹付材等(レベル1)・保温材等(レベル2)・成形板等(レベル3)があります。

L1.jpg L2.jpg L3.jpg
吹付材等(レベル1)  保温材等(レベル2) 成形板等(レベル3)

写真のような物を見かけたことがあるのではないでしょうか。
昭和及び平成初期の時代に一般家屋やオフィスビル等で使用されていた建材です。
写真は建材の代表例ではありますが上記でも申し上げました通り、これらの建材に石綿含有重量が0.1%を超えた場合は法規制の対象となります。

但し、著しい劣化や剥離等、飛散・暴露の恐れがなければすぐに除去しなければ危険というわけではありません。

弊社では稼動中や保管中の建物についても調査を承っておりますので、御在宅の住居及びオフィス等で気がかりな所がある方はぜひご相談ください。

アスベスト等の被害者が一人でも少なくなるよう、誠心誠意対応させていただきます。

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