石綿含有建築物全解体への長い道のり
2017.04.28
昨今、塗装材や下地調整剤等の石綿取り扱いについて議論されていますが、テレビ等のニュースはあまり見かけなくなりました。しかし決して、石綿含有されている建築物がなくなった訳ではありません。
石綿含有の可能性があるもしくは含有建築物は、鉄骨造等の建築物で約280万件、木造等の戸建住宅や公共建築物で約3300万件にもなるといわれています。それらの解体ピークは2028年・全解体完了は2058年との予想がされていますが、新たに含有が疑われるもしくは含有が発覚した建材が見つかると、全解体完了年が延びる可能性があります。
まだまだ石綿との戦いは続くでしょう。
弊社では、建築物石綿含有調査者やアスベスト診断士による調査業務を承っております。
アスベスト含有製品につきましてご質問等ございましたらいつでもご相談ください。
カテゴリー:環境測定・分析サービス