「石綿含有保温材」について

2020.01.17

工場などでよく見られる配管保温材。
今回は配管保温材の中でも「エルボー」といって「曲がり」の部分に巻かれている保温材についてです。

配管のエルボー部分は直管部分と違ってグラスウールを隙間なく巻くことができない部分には違う保温材が使用されています。

エルボー部分に使用されている保温材にはアスベストが使用されているものが多数あります。

「石綿保温材」、「パーライト」、「けいそう土」、「石綿けい酸カルシウム」等がそれにあたります。これらを「石綿含有保温材」と呼んでいます。

「石綿含有保温材」は法的に解体時の建材レベルとしては2と指定されており、表面の保護カバーや養生が劣化等で剥がれ落ち、露出している場合はアスベスト繊維が飛散する可能性があり危険です。

これらの保温材は管の曲がり部分に合わせて成形される為、表面をカバーや養生で覆われていると直管部分とエルボー部分の保温材の違いが見た目では分かりません。

配管保温材のアスベスト調査を行う際は是非、御一報下さい。

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