水中にもアスベスト?

2022.03.04

皆さん、アスベストは空気中を飛んで舞うだけではないことをご存じでしょうか?

アスベストは元々鉱石ですので、蛇紋岩や角閃石が存在している山手の湧き水等に含まれて
いることや、石綿が混和されている古いセメント管などが侵食や欠損を起こして、上下水に
存在していることも。

アスベストを摂取しても何も影響ないの!?って思われた方
きっといらっしゃいますよね。

下記のように

※WHOの飲料水水質ガイドライン
WHOでは、飲料水の安全性確保のため、飲料水水質ガイドラインを発行している。 石綿
については、昭和59年(1984年)の飲料水水質ガイドライン(第1版)では、「現時
点で利用できるデータでは、ガイドライン値が必要であるか否かを決定するには不十分であ
る」とされた。また、その後、平成5年(1993年)の第2版及び平成16年(2004
年)の第3版では、「飲料水中のアスベストについて健康影響の観点からガイドライン値を
設定する必要はない」とされ、これまでガイドライン値が設定されたことはない。
(別添-① アスベスト問題に関する厚生労働省の過去の対応の検証 P.60 平成17年8月26日
厚生労働省より引用)

※水道法に基づく水道水の水質基準設定の検討
平成3年(1991年)11月の第19回生活環境審議会水道部会水質専門委員会等におけ
る水質基準改正の審議では石綿についても検討対象とされ、石綿は呼吸器からの吸入に比べ
経口摂取に伴う毒性は極めて小さく、また、水道水中の石綿の存在量は問題となるレベルに
ないとされたことから、平成4年(1992年)の水質基準の改正において石綿の水質基準
は設定しなかった。
(別添-① アスベスト問題に関する厚生労働省の過去の対応の検証 P.60 平成17年8月26日
厚生労働省より引用)

実験・検討・審議を繰り返した結果、飲料することに関しては安全であることがわかってい
ます。ご安心下さい。

弊社では

〇 石綿含有不明建材を特定する為の事前調査
〇 石綿含有不明建材の採取
〇 石綿含有不明建材の分析
〇 調査結果及び分析結果報告書の作成  等

承っておりますので、石綿(アスベスト)についてお気軽にご相談下さい。

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