こんなところにも石綿含有建材が使用されています
2022.08.30
中高層ビル等でよく見られるカーテンウォール施工の建物。
外壁の耐火性能を得る為にカーテンウォールと床スラブとの取り合い部分(取り付け部分)
にロックウールが充填されていたり、メタルカーテンウォールなどのパネル裏側に吹付け
石綿や耐火被覆板が使用されている事があります。
カーテンウォール施工で使用される外壁は以下のようなものがあります。
アルミパネル
チタンパネル
セラミックパネル
ガラスパネル
プレキャストコンクリート
これらの外壁の内側で使用されている耐火性能のある不燃材には、年代によってはアスベス
ト含有建材を使用している可能性がありますので、建物解体時や改修時の事前調査では見落
さないように注意が必要です。
外壁に面している部屋のペリメータカウンターの内部からの点検や、機械室等で外壁内側の
接続箇所が露出しているような部屋で点検する事で発見する事ができます。
耐火被覆吹付け材については石綿含有建材であれば飛散性が高いレベル1に該当するので、
含有分析による石綿の有無の判断が必要になります。
当社では、特定建築物石綿含有建材調査者・一般建築物石綿含有建材調査者による石綿事前
調査の業務(試料採取・分析調査も含む)も行なっておりますので、事前調査についてお困
りの際は、お気軽にご相談下さい。
カテゴリー:環境測定・分析サービス