今後の労働安全衛生の保護具をめぐる動きについて
2022.09.30
今後、多くの保護具に関する法改正が予定されています。
・令和5年4月1日
〇呼吸用保護具のフィットテスト
(金属アーク溶接等作業 関係)
・令和6年4月1日
〇保護具着用管理責任者の選任の義務化
(有効な保護具の選択、使用状況の管理その他保護具の管理に係る業務)
〇化学物質への直接接触の防止 [R5.4~努力義務・R6.4~義務化]
(保護眼鏡、不浸透性の保護衣、保護手袋又は履物等適切な保護具の使用)
〇作業環境測定の評価結果が第三管理区分に区分された場合の義務
[改善が困難な場合]
・個人サンプリング法等による化学物質の濃度測定
・マスクフィットテスト 等の実施
上記の内容は、以前当ブログにてお知らせ致しました労働安全衛生規則の改正により
職場における化学物質対策が大きく変わろうとしている中で今後ますます労働者が使用す
る保護具の重要性が増していることが伺えます。
当社では、作業環境における有害物質の濃度測定を作業環境測定士により実施致します
が、これまで以上に測定士目線から現場の化学物質管理のお手伝いさせて頂けるかについ
て下記のような準備を進めております。
・マスクフィットテストサービスの展開
・関連セミナー、シンポジウム、学会等の参加による最新情報の収集
・海外 保護具展示会への参加による情報収集
・関連資格取得によるボトムアップ
当社では現場へお伺い致します作業環境測定士を含めまして衛生工学衛生管理者、保護
具アドバイザー、マスクフィットテスト実施者 等のスタッフも所属しており、様々な目線
からご相談をさせて頂きます。
お困りごと等ございましたら是非、お気軽にお問合せ下さい。
カテゴリー:環境測定・分析サービス