ラットの搾乳

2010.06.01

社内のダイオキシン勉強会用資料を整理していたら、ふと学生時代のことを思い出しました。当時「ラット母乳中のダイオキシン類」について書かれた文献を読んでいた私は、ラットの搾乳方法について疑問を持ち先生にうかがってみました。(つまり、あんな小さな個体からどうやって搾乳するのだろうと思ったわけです。牛ならば機械がありますが...)

先生は然もありなんといった感じで「子供のラットに授乳させ、直後に冷凍→解剖といった手順で取り出すんだよ。」と教えてくださいました。

その時はただただ「酷いな」くらいの感想しかもたなかったのですが、今思えば発想の転換でその方法にたどり着いた先人達に脱帽してしまいます。

もちろん命を尊む気持ちの上での話ですが。

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