ハラスメントについて

2022.07.22

2020年6月1日に「労働施策総合推進法」(通称:パワハラ防止法)によって職場のパワーハ
ラスメント防止措置が義務化され、努力義務とされていた中小企業も2022年4月1日より義務
化となりました。

ここでは当社で定期的に行なっているハラスメント研修の一部をご紹介致します。

パワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③「労働者」の就業環境が害されるものであり、
3つの要素をすべて満たすもの。とされております。

パワーハラスメントは上司から部下へのものを想像しがちですが、部下から上司の場合でも同じこ
とが言えるでしょう。

職場での潤滑なコミュニケーションのため、
部下からは『ホウレンソウ』
上司からは『オヒタシ』
を心がけることが大切です。

『ホウレンソウ』とは、報告・連絡・相談
上司への『ホウレンソウ』は円滑な業務遂行や職場環境の活性化のために、必要不可欠なものです。
報連相が適切にできていないと、取引先や顧客に甚大な被害や迷惑をかけることに繋がったり、業
務効率の悪化につながったりする恐れがあります。

次に『オヒタシ』とは、
「お」:怒らない
「ひ」:否定しない
「た」:助ける(困り事あれば)
「し」:指示する

『ホウレンソウ』も『オヒタシ』も、業務において効率をあげ、より良い関係を築くための基本と
なります。報連相だけでは不完全ですが、そこにおひたしを足すことにより、更なるパフォーマン
スを発揮できることでしょう。「ほうれんそうのおひたし」の目的や重要性を理解し、適切に実行
していくことが大事なのではないでしょうか。

組織人として共通のゴールに向かって協働するためには誰もが安心して、情報を共有しあえる職場
づくりが求められます。相手を知ること、相手の目線で、相手のルールを想像し、行動する。本当
にハラスメントなのか?自らの思い込みではないのか?
ハラスメントにしない、させない職場づくりが必要です。

カテゴリー:

ページの先頭へ戻る