保護具着⽤管理責任者の選任について

2024.07.23

(概要)

令和641日より、化学物質のリスクアセスメントに基づいて労働者に保護具を

使用させる事業場では、規模・業種にかかわらず全ての事業場で保護具着用管理責

任者の選任が必要となりました。

 

(保護具着⽤管理責任者の選任方法)

選任にあたっては、保護具に関する知識と経験を有する者から選ぶことが必要です。

  • ①化学物質管理専門家

  • ②作業環境管理専門家

  • ③労働衛生コンサルタント

  • ④第1種衛生管理者、衛生工学衛生管理者

  • ⑤作業主任者技能講習を修了した者

上記の者から選任できない場合は「保護具管理に関する教育を受講した者」から選

任します。

 

(保護具着用管理責任者の職務)

  • ①作業内容を把握し、適切な保護具の選択

  • ②保護具の使用マニュアル・保守管理マニュアル作成・管理

  • ③保護具の使用・保守マニュアルに関しての教育

  • ④教育記録の作成・管理

 

作業内容によっては、適切な保護具の使用・教育が出来ていないことにより作業者

の健康障害を及ぼすことがあると思います。保護具着用管理責任者は化学物質管理

者等、事業所と連携して安全に作業ができる環境を作りましょう。

参考文献:

職場のあんぜんサイト:保護具着用管理責任者[安全衛生キーワード]

皮膚障害等防止用保護具の選定マニュアル(概要)

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