熱中症ってどんな時になるの?
2024.07.30
連日、熱中症の方の搬送人数が報道されていますが、熱中症には、3つのタイプがあること
をご存じでしょうか?
蓄熱型
暑さによる体内温度上昇が日々リセットされず溜まってしまい、発症
<例>前日に作業等で高温多湿の状態であったが、夜休めば治ると思っていた。
夜のうちにしっかりと平熱に戻らず、翌朝頭痛・吐き気等症状がでてしまった。
梅雨型
梅雨で湿度が高い中、汗がうまく蒸発できず、発症
<例>暑さに慣れておらず、汗をかいてもべたつき、多湿状態で汗が蒸発せず、体内の
熱がこもった状態で顔色が悪くなってしまった。
車内型
車で走行中や停車中、日光に当たり続け、発症
<例>配送業や運転手等、エアコンは使用していて車内温度に問題はなかったが、窓から
の日光で身体が疲弊し、体温が上昇してしまった。
上記のような状況に陥ったことはないですか?
熱中症にならないために、予防策を知っておきましょう。
1 暑熱順化
暑さに慣れるよう適度に身体を動かし、体内循環を良くしましょう。
入浴も効果があります。二日に一回程度湯船につかってみましょう。
2 水分補給
1時間に1回、水分とミネラルを摂るようにしましょう。
麦茶・スポーツドリンク等、お水だけでなく、ミネラルの補給を忘れずに。
3 室温の調整
エアコンをうまく使い、体温を下げるよう心掛けましょう。
ご自身でできるセルフチェックの仕方を紹介します。(厚生労働省 資料抜粋)
尿の色で状態が把握できます。色の濃さと同時に量も少なくなってきます。
参考にして適切な水分補給をしていきましょう。
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