身近な汚れ(ボールペン)
2023.07.12
(概要)
みなさんは普段生活している中で気になる汚れはありますか?最近になり、新型コロナウ
ィルス感染症も第9波が流行してきました。汚れが気になる方も増えていると思います。
今回は、毎日触る機会が多い「ボールペン」について検証したいと思います。
(ボールペンの汚れ)
手の消毒はまだするけど、ボールペン自体の消毒は忘れてしまう方もいると思います。
家や仕事で誰でも触る可能性があり触れる頻度が高いことから汚れが溜まりやすいと言わ
れています。普段の生活や仕事をしているだけで手垢が付着し、微生物が繁殖する可能性
があります。
(ボールペンの掃除方法)
ボールペンに限らず、普段の生活で発生する汚れは王道のアルコール消毒が効果的です。
具体的に清掃前と清掃後で汚れの比較をしてみましょう。
測定方法:ATP/ADP/AMP検査
すべての植物、動物および微生物の細胞内に存在するエネルギー分子のこと
測定物質:1.Adenosine triphosphate、アデノシン三リン酸
全ての生物のエネルギー源。微生物、食品残渣などに存在している。
2.Adenosine diphosphate、アデノシン二リン酸
ATPが分解されて生じる物質。
3.Adenosine monophosphate、アデノシン一リン酸
ATPが分解されて生じる物質。
【ボールペン】 【アルコール洗浄】
清掃前の測定値:2,832 清掃後の測定値:274
上記のように、アルコール消毒だけで測定値が落ちていることが分かります。
新型コロナウィルスにより「汚れ」や「菌」などにみなさん敏感になっていると思います。
今回の内容をきっかけとして、より清潔にお仕事やプライベートをお過ごし頂けると幸い
です。みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
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