今年もノロウイルス感染が本格化

2012.11.20

国立感染症研究所感染症情報センターによると、全国の小児科定点医療機関あたりの感染性胃腸炎患者報告数が5.58人と、10月29日から11月4日まで3週連続で増加しているとのことです。厚生労働省では、これから患者が急増するおそれがあるとして注意を呼びかけています。感染性胃腸炎の流行のピークは例年12月中旬です。この時期の感染性胃腸炎は、ノロウイルスによるものが多いとのことです。

感染予防のポイントは以下のとおりです。

(1)カキなどの二枚貝は中心部まで十分に加熱して食べること。
(2)生鮮食品(野菜や果物など)は十分に洗浄すること。
(3)調理をする際や食事の前、トイレの後にはよく手を洗うこと。

※ 手洗いは、流水と石けんで少なくとも30秒間行うこと。その後、清潔なタオルでしっかりと手指の水分を取って乾燥させます。なお、擦式消毒用アルコール製剤による手指の消毒は、ノロウイルス予防には無効です。

集団感染を引き起こさないよう、一人ひとりが感染対策を徹底して行うことが大切です。

参考:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」

カテゴリー:

ページの先頭へ戻る