こんな季節の有害生物(梅雨編)

2016.06.08

 最近、雨や曇りの日が多くなりました。
近畿地方も本格的に梅雨入し、じめじめする毎日が続きます。
そこで今回はそのような時期にどのような有害生物が発生しやすいのかを紹介します。

1、 ダニ

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梅雨時期はいたるところで高温多湿になり、その環境を好むダニ類が多くいます。アレルギー疾患の原因として有名な「ヒョウヒダニ」、食品に発生する「コナダニ」等がそれにあたります。
また、増殖したコナダニをエサとする「ツメダニ」もそれにあわせて増えることあります。

2、 チャタテムシ

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一般的にあまり名前を聞いたことがないと思われますが、害虫防除に携わる人なら知らない人はいないくらい有名な昆虫です。
主に真菌類(カビ)を好んで食べ、大量に発生することが多くあります。製造業の工場内などで発生し、製品に混入するなどの危険性があります。

ダニもチャタテムシもダニと同様に、目では確認できないくらい小さい昆虫なので、一般的に大量に発生しても気付かないことがほとんどです。
大量発生をさせないようにするには高温多湿になりにくい環境作りをしなければなりません。
予防策措としては、湿気がこもらないように窓を開けるなどのこまめな換気を行い、空調機を運転し温度と湿度を下げるなどが有効です。

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