こんな季節の有害生物(梅雨編)2
2016.07.04
梅雨明けが待たれる毎日ですが、この季節に防除依頼が増えるのがヤスデです。
ヤスデは、土壌中や落ち葉の下に隠れ、真菌類や落ち葉を食べて生活しておりますが、雨が続く梅雨時期になると土壌中での生息が困難になり雨の影響を受けない場所へと避難しようとします。その結果、建物内への侵入、ブロック塀など壁に密集している様子が確認され防除依頼をお受けする事があります。
主な対策として
液状の殺虫剤を散布する
すでにヤスデが確認される場合、液状の殺虫剤を用いる事が一番効果的です。ヤスデに対し薬剤を用いて殺処理を行います。
粉状の殺虫剤を散布する
建物外周に粉状の殺虫剤を散布することにより、建物内部への侵入を未然に防ぎます。
侵入経路となりうる出入り口付近、窓のレーン部分にまくことをお勧め致します。
また、液状の殺虫剤と併用して用いる事でより良い効果が期待されます。
建物外周の周辺管理
外周に生息できる緑地帯がある場合、除草作業、落ち葉の清掃を行うことで、生息環境をなくす管理が必要です。
以上の対策を行うことが効果的であります。
しかし、「発生がおさまらない。」「どんな薬剤を使用すればいいの?」など問題が解決しない場合是非、弊社へご相談ください。
カテゴリー:衛生環境管理サービス