清掃について

2017.06.02

清掃とはゴミや汚れを取り除くことで衛生環境を整備し、その状態を維持管理していくことです。弊社では一定の品質を常に維持するため、手順の策定・教育訓練・清浄度の確認を行っております。

今回、私たちが行っている清掃手法のなかで、拭き清掃についてお伝えします。

清掃手順の基本は上から下へ・奥から手前へ・きれいなところから汚いところへ進めていくことです。また、円を描くように拭き進めると仕上がりにムラができることや、拭き跡が残ることがある為、一方向に拭き進めるようにして行います。これらを心がけながら、対象となる場所にあった道具や洗剤を選択することでより効果的に清掃を行うことができます。

拭き清掃で使用しているのは主にマイクロファイバークロスやガラスダスター、ウエス(タオル)などです。

中でもマイクロファイバークロスはとても多くの状況で使用しております。

超極細の化学繊維で作られた布で、細かい汚れやこびりつきや油汚れなど洗剤を使わずに落とすことができ、タオルと比べて糸残りなどが少ないのが特徴です。最近ではホームセンターなどでも容易に手に入れることができます。

洗剤に関しては、一般的に酸性洗剤・アルカリ性洗剤・中性洗剤などがあります。

・酸性洗剤:尿石、石鹸かす、水垢、鉄さびなどに有効。注意点として金属面に長時間付着した場合サビが発生、塩素系漂白剤と使用すると有害ガス発生

・アルカリ性洗剤:手垢や油汚れなどに有効。アルミニウムに使用すると腐食することがあります。

・中性洗剤:(塩ビ材、ゴム材)照明器具などの塗装面や金属面など、素材を傷めたくない時に使用しています。

清掃現場では、道具や洗剤等を適確に選択し、正しい手順で清掃を行うことがとても重要です。是非普段のお掃除に取り入れていただき、オフィスやご家庭でも役立てていただければと思います。

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