事務所の観葉植物

2020.07.17

事務所などで急に昆虫を見る機会が増えることはありませんか?
しかも、普段は屋内であまり見ないような種類の昆虫が......。
このような時、事務所内の観葉植物が昆虫の発生源になっているケースがあります。

事務所内に置かれた観葉植物に「カイガラムシ」が発生していた時の写真です。

      717.png

葉の表面についた白い模様のようなものが「カイガラムシ類」です。
「カイガラムシ類」は、植物の表面に定着し、その汁を吸う園芸害虫です。基本は植物体から離れる事はありま
せんが、雄は繁殖のために飛行して異動したり、幼虫等は定着場所を求めて動き回ったりするケースがあります。
同様に植物の表面に生息する「アブラムシ類」や「ハダニ類」も頻繁に確認されることがあります。

観葉植物や花の鉢植えに使われる土からも発生するは昆虫があります。事務所で多数の「トビムシ目」が確認さ
れた際には、式典のために持ち込まれたコチョウランの鉢が「トビムシ目」の発生原因となっていました。

                 717-1.png

同じように、「クロバネキノコバエ科」も植木鉢の腐葉土などから発生します。

                 717-2.png

事務所内で飛んでいる小バエを確認したところ「クロバネキノコバエ」という事があります。排水汚泥等から発
生する事が多いですが、植木鉢等が原因で発生しているケースも少なくありません。

上記のような昆虫たちは異物混入などの原因になります。
昆虫モニタリングは、その場にどのような昆虫が、どの程度生息しているのかを調べ、異物混入などのリスクを
管理するために行われます。
調べてみるとあなたの職場にも今まで目に見えていなかったリスクが潜んでいるかもしれません。
昆虫モニタリング等でご相談があれば弊社に是非ご連絡下さい。

カテゴリー:

ページの先頭へ戻る