夏場のダニ刺され
2021.08.25
連日、暑い日が続いています。先日友人が布団で寝ていて、朝起きると太ももや腕にかゆ
みと腫れがあり病院行くとダニが原因だと薬を貰って帰ったようです。ダニのこういった
被害は夏場が多く、今回は対応や対策をご紹介します。
布団にはこの時期、高温多湿が原因で人のフケやアカを餌としてヒョウヒダニが多く繁殖
します。このダニは人を刺したりはしませんが死骸、糞などがアレルゲンとなり鼻炎、皮
膚炎、ぜんそくの原因となります。そのヒョウヒダニを餌としてツメダニが発生、人を刺
し、被害になります。
・繁殖した布団はどうすればいいか
→高温の乾燥機にかける。殺虫剤を使用せずにダニを駆除する場合50℃以上の熱にあてる
必要があります。コインランドリーの乾燥機などを使用すれば駆除できます。
※布団の天日干し、掃除機掛けでは表面だけの処置で中にいる生きたツメダニには効果は
見込めません。
・日頃の管理はどうすればいいのか
→アレルゲン、ツメダニの餌となるヒョウヒダニの繫殖を減らす。
①定期的に天日干しを行い、布団をよく乾燥させる。
②定期的に布団に掃除機をあて、餌となるフケやアカ、ダニ自体を吸いとる。
簡単にご紹介しましたが、ダニ自体が目で見えるものではないので、被害にあってから、
初めて気づくことがほとんどです。日頃から布団や寝室等は清潔に保ち、被害にあわな
いように対策をとることが重要です。
カテゴリー:衛生環境管理サービス