個人情報の取り扱いについて

2024.06.12

今では懐かしい昭和・平成初期の時代...学校で紙の緊急連絡網が配られていました。そこには

生徒個人の名前、連絡先が書かれていましたが、いつしかなくなりました。

個人情報保護法が制定されたことにより、個人の名前、生年月日、住所、電話番号などを公開

しなくなったからです。

 

個人情報保護法とは...

氏名や性別、生年月日、住所などの情報は、個人のプライバシーに関わる大切な情報です。

一方、それらの情報を活用することで、行政や医療、ビジネスなど様々な分野において、サー

ビスの向上や業務の効率化が図られるという側面もあります。

そこで個人の権利や利益を守ることを目的とした「個人情報保護法」が平成155月に制定さ

れ、平成174月に全面施行されました。

「個人情報保護法」をわかりやすく解説 個人情報の取扱いルールとは? | 政府広報オンライ

ン (gov-online.go.jp)

 

企業各社においては個人情報・顧客情報は企業における重要な情報資産であり、企業戦略の核

となります。しかしながら近年個人情報漏洩の被害件数は、年々増加傾向にあります。

2023年は紛失事故件数と情報漏洩人数が過去最多を更新したと言われています。

(※参考:TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ (tsr-net.co.jp)

 

個人情報の漏洩事件・事故個人や会社の規模を問わず、誰もが被害者になりえます。

反対に、何気ない会話の中で業務の内部情報を無意識に家族や友人に話してしまい、その情報

が広がることによって、加害者になる可能性もあります。

 

当社は衛生環境整備業務において病院や工場の清掃などを請け負っています。

清掃作業従事者は日常的にお客様と近いところで作業を行っているためお客様の情報、内部情

報を知り得る可能性がありますが、これらの情報は「法律上」「契約上」「社会規範上」決し

て身内であっても見せたり、話したりしてはいけません。

基本的な事ですが、定期的に認知することが大切だと思います。

またビルメンテナンス業における個人情報保護に関するガイドラインも制定されています。

(社団法人 全国ビルメンテナンス協会よりuntitled (j-bma.or.jp)

 

情報漏洩は損害賠償責任を負うことがあるので情報等を安易に第三者に話したりしないよう十

分に気を付けましょう!

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