特定化学物質測定
職業がん・皮膚炎・神経障害などを引き起こす恐れがある化学物質のうち、規制対象は43種類です。
測定義務のあるこれら化学物質を製造、あるいは取り扱う屋内作業では、6ヶ月以内ごとに1回、定期的に作業環境測定士によって測定しなければなりません。
測定の必要性
化学工場や研究所など、業務上特定化学物質を使用する作業場では、ばく露対策を行わなければなりません。
作業場の空気を測定し、ばく露のリスクを未然に確認することができます。
測定方法
ガスクロマトグラフ質量分析計を使用してベンゼンなどの特定化学物質を測定します。
この装置はppb(10億分の1)オーダーの分析が可能であり、濃度が低い物質でも測定することができます。