化学物質のリスクアセスメント(使用物質・使用状況把握の必要性)
2023.12.25
リスクアセスメントの実施義務対象物質が順次大幅に増加し、自律的な管理が必要になってきますという
ご案内を以前当社ブログ内で紹介させて頂きましたが、具体的にどのようなことから始めてみればいいの
か分からないと思っている方も多いのではないかと思います。
参照: 2023.02.16 当社ブログ「職場の化学物質管理が変わります」
まずは今使用している化学物質を含む薬剤や用品について、ラベルやSDS(安全データシート)等を参考
に現状どのような物質を使用しているのか、使用機械設備のレイアウトや取り扱いは適切であるかを把握
するところから始めてみてはいかがでしょうか。
SDSとはSafety Data Sheetの略語で、化学物質および化学物質を含む混合物を譲渡または提供する際に、
その化学物質の物理化学的性質や危険性・有害性及び取扱いに関する情報を化学物質等を譲渡または提供
する相手方に提供するための文書です。
SDSの入手方法
・納品業者からの入手
・製造会社からの入手
※製造会社のWEBサイトからダウンロードできる場合もあります。
※製造会社が(一社)日本試薬協会の会員であれば、SDS検索サイト から検索して入手することもで
きます。
使用している化学物質について把握し、現状を鑑みてリスクを見積もり、リスクの除去や低減措置をと
ることが重要です。
当社では作業環境測定士が多数在籍しており、リスクアセスメントについて法改正などにも迅速に対応
したご提案をさせて頂きます。ぜひ当社に適切な作業環境作りのお手伝いをさせて頂ければと思います。
厚生労働省HPより:《ラベルでアクション》~事業場における化学物質管理の促進のために~
カテゴリー:環境測定・分析サービス