蚊の話

2023.07.04

梅雨に入り、じめじめとした天気が続いております。

体調管理はしっかりできていますか?

今年は寒暖差の振れ幅が大きく、4月には30度を超えたと思ったら翌日10度台なんて日

もありました。寝苦しい夜も多いかと思いますが、除湿器や冷房などを上手く使い体温

調整を行って下さい。

 

さて本日は、そんな寝苦しい夜に追い打ちをかけてくる、「蚊」についてのお話しです。

                                               蚊A.png

皆さんは「蚊」についてどのような印象がありますでしょうか?

周りの人に比べ刺されやすい人や刺されにくい人もおりどちらにしても不快な思いをさ

れる方が多いと思います。

 

理由としては「刺されると痒い」「羽音がうるさい」などが挙げられます。

 

しかし、我々がどれだけ嫌っていても、やめてほしくても血を吸うため刺してきます。

これは蚊が卵を産むために必要なエネルギーを摂取する必要がある為、メスだけが吸血

します。

また、「気が付いたら何カ所も刺されていた!」                            蚊B.pngのサムネイル画像

ということはありませんか?これには原因があり、蚊が血を摂取している量が少ないと

十分な栄養をもった卵を産むことができなくなるため、何度も刺し、必要量を集めてい

るからです。そのため、刺されているところを見つけたとき、吸い終わるのを待った後

に駆除しようとして逃げられたとしても、十分な栄養をもった蚊であれば再び刺される

ことはありません。

 

また、寝苦しさの悩みの種の羽音は、蚊にとってはラブソングって知っていました?

人間の私たちには不快でしかありませんが、蚊にとっては恋人探しに重要な素敵な音だ

そうです。世界的に有名なネッタイシマカという蚊のメスの羽音は400ヘルツ、オスは

600ヘルツ。恋の季節になると羽音を調整しハモる相手を見つけるんだそうです。

 

他にもカエルの血を吸う蚊がいたり、乾燥に卵が強すぎてアジアから世界に旅立つ蚊が

いたり、痛くない注射の開発に一役買ったりと、調べてみると面白い話が多々あります。

 

蚊にとって動物の血を吸う行動は生存する為に必要不可欠ではありますが人にとっては

不快に感じます。

蚊に刺されない対策(肌の露出を少なくする、虫よけスプレーを使用する等)は色々あ

りますがその場に適した対策を行って頂き日々をお過ごしください。

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