服に付くシミや汚れ
2023.09.22
以前、服に付いたシミや汚れで血液をご紹介させて頂きましたが、
今回は食べ物・飲み物等で付くシミの種類をご紹介させて頂きます。
1.油溶性のシミ
水に溶けにくいですが、温まると粘度が下がり布の繊維から浮きやすくなります。
油シミが落ちやすい温度 ＜ 動物性油の場合...40℃ 植物性油の場合...60℃ ＞
また、油染みは酸性の性質をもつため、アルカリ性の洗剤で中和させると落としやすくなりま
すが、アルカリ性洗剤は衣類を傷めやすくするので頻繁に使うのは避けましょう。
2.水溶性のシミ
コーヒーやお茶、ジュース等は水に溶けやすい水溶性のシミです。
水や洗濯用中性洗剤で洗うと比較的簡単に落とせます。
中性洗剤では落ちないコーヒーやワイン等の汚れには、酸素系衣類用漂白剤も効果的です。
3.不溶性のシミ
泥やスス等、一度つくとなかなか落ちない汚れは不溶性のシミです。
水にも油にも溶けにくく、洗濯機による叩きつけと洗剤の界面活性剤の力で汚れを落とします。
泥汚れはいきなり水洗いしないことが鉄則です。乾燥させてから石鹸とブラシでこすり洗いを
しましょう。
シミにも3種類あり、シミの種類により落とし方が変わります。
シミが付いた際にご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます。
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